特に予定はないけれど、家にいるのも落ち着かない。
そんな時に「栃木 暇つぶし ドライブ」と検索する人がいるかもしれません。観光地を巡りたいわけではなく、少しだけ気分を変えたくて車に乗りたい。そうした感覚に近い経験を、私自身も大学時代に何度もしてきました。
私は栃木県出身で、大学時代、暇な時間ができると目的を決めずに車を走らせることがよくありました。行き先は決まっていなくても、自然と向かっていたのが大平山方面です。関東平野の終わりにあたり、平坦な道から少しずつ景色が変わっていく流れは、短時間のドライブでも気分転換になりました。
この記事では、観光目的ではなかった当時の正直な体験をもとに、栃木で暇つぶしとしてドライブしていた大学時代の話と、現在の大平山がどのような場所になっているのかをまとめています。しっかり計画を立てるドライブではなく、何も考えずに車を走らせたい人に向けた内容です。
この記事のポイント4つです。
- 栃木で暇つぶしとしてドライブしていた大学時代の実体験
- 観光目的ではない大平山方面のドライブの使い方
- 今の大平山が暇つぶしドライブ先として成り立つかどうか
- 栃木で気軽にドライブする時の考え方やコツ
栃木で 暇つぶし ドライブをしていた大学時代の話
大学時代、暇な日に栃木でよくドライブしていた理由

大学時代の私は、今振り返るとかなり中途半端な時間を多く持て余していました。アルバイトがない日や講義が早く終わった日でも、何か予定を入れるほどの余裕はありません。それでも、部屋にずっといるのは落ち着かず、外に出たい気持ちはありました。そんな時に自然と選んでいたのが、車に乗って少し走ることでした。
特別な目的はありません。どこかに行きたいというより、車を動かすことで気分を切り替えたかったのだと思います。栃木は車がないと移動しづらい地域でもあり、車を持っているだけで行動の選択肢が広がります。地元だったため道に迷う心配も少なく、時間を気にせず走れる安心感もありました。結果として、暇な時間と車の相性がとても良かったのだと感じています。
大平山方面を選んでいた理由(当時の印象)
数ある行き先の中でも、大平山方面は気軽に向かえる場所でした。大平山は、栃木県栃木市にある低山で、関東平野の北端に位置しています。
栃木市中心部からもアクセスしやすく、短時間のドライブでも向かいやすい場所です。
関東平野の終わりに位置し、平坦な道から少しずつ景色が変わっていく感覚があります。いきなり本格的な山道になるわけではなく、走っているうちに周囲の雰囲気がゆっくり変わっていく点が印象的でした。
距離的にも長すぎず、行って帰ってくるだけで数時間が過ぎます。何かを見に行くというより、道そのものを楽しむ感覚に近かったと思います。いろは坂のように構える必要もなく、気軽にハンドルを切れる場所だったことが、当時の自分には合っていました。
大平山の場所については、Googleマップでも確認できます。
当時の正直な感想(観光目的ではなかった)

正直に言うと、大平山を観光地として意識したことはほとんどありませんでした。周辺にはぶどう狩りができる場所もありましたが、大学生だった当時の自分にとっては、立ち寄る理由が見つからなかったのが本音です。お金をかけて何かを体験するより、走ること自体が目的だったからです。
観光施設を巡る楽しさよりも、静かな道を走っている時間の方が心地よく感じていました。何かを達成したいわけでもなく、写真を撮ることもほとんどありません。ただ、走って、少し景色を眺めて帰る。それだけで十分でした。
夜の大平山がちょうど良かった理由

大平山は、夜に訪れても落ち着いた雰囲気があります。派手な夜景スポットというわけではありませんが、栃木の中ではほどよく街の明かりが見える場所でした。人が多すぎず、騒がしさも感じにくいため、静かに過ごしたい時にはちょうど良かった記憶があります。
夜に車を走らせ、少し景色を見てから帰る。その流れが自然に成立する場所でした。長居をする必要もなく、気が済んだらすぐ戻れる距離感も助かっていました。夜だからこそ、何も考えずに過ごせる時間が作れたのだと思います。
栃木 で暇つぶし ドライブで今考える大平山
今はどうなっている?(現在の視点)

現在の大平山周辺を調べてみると、観光地としての整備が進んでいる印象を受けます。ハイキングコースとして利用されることも多く、季節ごとのイベントや案内情報も分かりやすくなっています。30年前と比べると、人が訪れやすい場所になったと感じます。
一方で、道そのものの雰囲気は大きく変わっていない部分もあります。短時間で走れる距離感や、少しだけ自然を感じられる点は今でも共通しています。目的を決めずに走るという使い方も、工夫次第で十分成り立つ場所だと思います。
正直、今あえて行くならこんな人向け

今の大平山は、しっかり観光したい人よりも、軽く車を走らせたい人に向いていると感じます。予定を詰め込まず、空いた時間をどう使うか迷っている人には合いやすい場所です。一人で運転しながら、少しだけ気分を変えたい場合にも向いています。
長時間のドライブは避けたいものの、完全に家にこもるのも落ち着かない。そうした中間的な気分の時に、選択肢として考えやすい場所だと思います。
逆におすすめしない人
観光スポットらしさを強く求めている人には、物足りなく感じる可能性があります。写真映えを目的にしている場合や、家族全員で楽しめるレジャーを期待している場合には、他の場所を選んだ方が満足度は高いでしょう。
何か特別な体験をしたい人にとっては、刺激が少なく感じられるかもしれません。あくまで「何もしない時間」を過ごす場所として考える方向けです。
とはいえ、派手さがない分、余計なことを考えずに過ごせる点は、大平山ならではの魅力だと感じています。
30年前の体験から分かった「栃木で暇つぶしドライブするコツ」

大学時代の経験を振り返ると、暇つぶしドライブに必要なものは多くありませんでした。行き先を決めすぎないこと、時間に縛られないこと、この二つが揃うだけで十分でした。途中でコンビニに立ち寄れる程度の余裕があれば、それ以上は求めていなかったと思います。
目的を持たないことで、気持ちが楽になります。結果的に、その日の気分に合った過ごし方ができました。栃木のように車移動が前提の地域では、こうした使い方が自然に成り立つと感じています。
栃木 暇つぶし ドライブを振り返って分かったこと


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